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「おい空野…こそこそ入ろうとすんな」
「ちっ!バレやしたか…次こそは」
「後で裏にこい…むち打ちの刑だ」
「そいつぁないですぜ」
このこそこそと入ろうとした人物は空野翔(くうやかける)。特徴は年齢はピンク幼女と同い年で黒髪で角刈り、二十歳とは思えないほどの鋭い眼光の青年である。ちなみに服装が何やら大工さんのような格好だ。…あ?俺と朝霧の特徴?俺はツンツンの黒髪で左目が黒の右目が赤のオッドアイ、朝霧は目にかかるかかからないぐらいの下ろした銀髪に左目が赤の右目が黒のオッドアイの如何にも特殊な人間だ。ついでに俺も朝霧も白のYシャツに黒の長ズボンに灰色のエプロンだ。今は仕事中だからな。
「それよりさっさと着替えろよお前ら…もうすぐ昼だぞ?」
気がつけばもう11時30分…開店は10時で昼休憩は12時と13時の前半、後半組と分かれている。まぁ、必然的に俺と朝霧が12時に昼休憩を取ることになるが…
「お前ら…店番はできるのか?」
「僕もそれが心配なんだよね…大丈夫?」
本来、昼休憩は俺もしくは朝霧のどちらかとこのピンク幼女か空野のどちらかが行くことになっている。しかし、俺と朝霧が行くといったこういう例は全くと言ってないないので不安なのだ。
現にいつもヘラヘラしている朝霧でさえも心配してるしな。
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