懲罰と断罪

朝と夜の業務について

「まかしといてくだせぇ…店を潰すような真似はしやせん」

「任せといて下さい！私だってやれば出来るんですよ！」

「…だそうだ…朝霧、どうする?」

「ものは試しだ…彼らに任せてもいいんじゃないかな?」

だったら、不安そうな顔で答えるな。こっちまで不安になっちまう。…まぁ、結局は俺達は昼休憩に行くことになり、湊と空野は店番となった。

俺達は通いなれた某バーガーショップへと入って、いつも通りのメニューを頼んだ。あ?そんな同じメニューばかり頼んでたら健康に悪い?…別に俺の勝手だろ?

「いや～、この大根おろしバーガーはいつ食べてもおいしいね～」

うん、例外がいた。バカがいた。そんなハンバーガーの根本を崩したものの何がおいしいのだろうか?…まぁ、バカだからバカみたいなものを食うのは仕方ないのか。

「夜雲はいつもベーコンレタスバーガーがだね…そんなのの何が美味しいの?」

「その言葉、そっくりそのままお前に返す」

「何言ってんのさ！これは和風、洋風をどちらも味わえるからいいんじゃないか！」

やっぱり、朝霧はバカである。