懲罰と断罪

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「つーか、てめぇら誰だよ!見たところ『神剣砕きーゴッドブレイカー』じゃねぇな!」 「どうも、僕は朝霧刹那(アサギリセナ)です!せなっていうと女の子っぽいけど立派な日本男児です!…で、こっちは」 「夜雲殺気(ヤグモサツキ)…女とか思った奴、出てこい…一番に殺してやる」 「はっ!知らねぇな!一般人か?調子に乗ってると」 1人の鉄仮面の人がスタスタとこちらに歩いてくると思ったら一瞬に視界から消えた。 「その命が死んじまうぜ?」 そして、先ほどの鉄仮面の殺気のこもった冷たい声が後ろから聞こえた。そして、その手にはナイフのような物を持っており、今にも僕の腹に刺さりそうだ。うわやばい…と思っているうちにナイフが腹にそして ぱきんっ 「えっ?」 刺さった音とは全く違った何かが折れたような音がした。鉄仮面の人が抜けた声をしてナイフを見てみる。…はがない…いや、刃がない。なら刃はどこに行ったのかという疑問があるはずだ。 「ナイフの刃なら落ちてるよ?」 僕は親切にも指でしたを差すと鉄仮面の人も下を見た。すると、そこには先ほどの鉄仮面の人が持っていたナイフの刃だけが落ちていた。
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