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「ですから、これから結婚するであろう貴殿方にはアイリスなどは如何でしょうか?花言葉は貴女を大切にするという如何にも貴殿方のためにある言葉と思いますが?」
「そうだな…うん、これにします!」
「毎度ありがとうごさいます…お会計は1500円になります…はい!丁度お預かりいたします。またのご来店をお待ちしております」
これからラブラブ円満夫婦になるであろうカップルは満足げに店を出ていった。…しかし、これはこれで朝霧の押し売りのようなきがするけどな。
「毎度ながら凄い押し売りだな朝霧。下手な純愛映画より感動する」
「やだな夜雲~…これもれっきとした売り込みだよ~?」
「どうでもいいけどな…こんな店」
ここは日本の神奈川の大和にあるフラワーショップ『楽園に咲く花』である。人口は首都東京に比べれば少ない方だ。…それに争いの方もな。
ついでに俺達の回りに大きな店はない。いや、昔はあったんだが、戦場となって今や廃墟である。まぁ、歩いていけば、商店街やスーパーがあるからいいけどな。
ついでに俺がこの店のオーナーなのだが、まだ従業員が2名来てないようだ。
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