プロローグ

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「大雅なんて…」 「飽きた?別れたい?わからない?」 「嫌いなんだから!」 「あっそ。なら別れよう♪無理しなくていいって♪」 無理をしていたのなんて、お互い様。 大体俺は、自分でも情けないほど、一対一の恋愛に向かない。 それを付き合う前に、必ず言ってあげているのに、結局束縛したがる。 俺の頬に平手打ちをすると、部屋から出ていった。 「だから言ったのに。付き合うのに適さない男だよって。」 女って勝手だと思う。 むやみやたらに人を偶像化して、それに合わなきゃ、嘘つきって……
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