泥棒の街

2/36
前へ
/195ページ
次へ
「どんぶらこっこ~どんぶらこっこ~」 たわしは、揺れる波を見つめながら歌っていた。 「波は、どこからやって来るんだろうか?」 たわしは、珍しく真面目な顔で考えた。 「わかった!海の向こうには、でっかいオッサンが居て、そのオッサンが腹踊りをしているから波が発生するんだ!!!俺って頭いいなぁ!」 安心しろ!お前は馬鹿だよ! 腹踊りをしているオッサンが波を発生させてたらニュースになってるよ! ん?待てよ? もしかしてオッサンは複数居るのかもしれないな… だとしたら… (んなわけねぇだろ!!´Д`)
/195ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加