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彩「大丈夫ですか?」
沖「ありがとう。」
ぞろぞろと家と家の間から出てくる辻斬りの集団。
それを迎え打つために、沖田さんと背中を合わせる。
沖「クナイ…刀じゃないけど、大丈夫?」
彩「頭では何も覚えてません…でも、体が自然に動くんです。」
両手にクナイを握りしめる。
沖「後ろ…任せたよ。」
彩「はい!」
クスッと笑う沖田さんに力強く頷き、前を見据える。
目の前の敵は無数。
だけど沖田さんがいるから、不思議と心は落ち着いていた。
そして闇に刀がぶつかり合う音が響いた―――
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