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__ドサリと最後の1人が倒れた。
辺り一面、血の海だった。
彩(終わった…)
私はその場にへたり込む。
沖「お疲れ様…着物汚れるよ?」
彩「ありがとうございます。」
差し出された手を取ると、沖田さんは強い力で私を引っ張った。
あまりの勢いに私は沖田さんの方へ倒れ込んでしまう。
…フニッ…
柔らかい何かと、何かが触れる音がした。
彩(フニッ…?)
少し顔を離し、恐る恐る目を開けると、そこには沖田さんの顔があった。
彩(今、フニッ…え、唇?)
何が起きたのか、体は分かっているのに、頭が分かっていない…。
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