出会いはお客

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「また呼んでくれてありがとうございます。」 「また会えて嬉しいな。」 「私なんかでいいんですか?」 「いいに決まってるやん。」 2回目に呼んだ時はそんな会話からだった。 「久しぶりですね。」 「3ヶ月ぶりくらいかな。」 「ですねぇ、もう会えないかと思ってました。」 そう言って笑うアミを見て可愛いなと思いながら、でも営業トークなんだろうなぁと片隅で思っていた。 帰り際、玄関でアミが抱きついてきて軽くキスをした。 「また呼んでね。」 「時間が合えば必ず。」 健はアミを離したくないと思いながらも相手はデリヘル嬢、あれは営業トークなんだと自分にいい聞かせていた。
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