Trip…?

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あ゛~っもう!いつまでベラベラ喋ってやがんだよ! 「祐希うるさいッ!俺も確かに、確かにリボーンが大好きだけど三時間ぶっ通しはキツイわ!」 「いーじゃんもっと聞いてよぉ~リボーンは最ッ高なんだからさっ!」 こいつがリボーンの話をし始めて早三時間が立ったが、一向に話をやめる気配が無いために終わりを切り出す だがしかし、まだ喋り足りない!と目を輝かせている…一体いつまで喋るつもりだったんだよこいつは 「トリップ小説の方も好きだけどね、俺は」 と、何気に溢すと更に目を輝かせて言い放つ 「とどのつまり、リボーンは最・高☆って事でしょ?」 「うっざぁっ!」 「きゃ~っ!!あたしのガラスのハートがブロークンッ☆」 「帰る」 星を多様し出した祐希に多少のウザさを感じ出したのもあるが、外が暗くなって来ているのを見て立ち上がる 「そんなぁッせめてリボーンの一巻でも借りてって!」 今現在の状況報告、祐希に抱き着かれてます ……あ~祐希ってのはリボーンを馬鹿みたいに溺愛してるんだよ 一応こんなでも親友だ 「じゃあ俺、帰っから」 「じゃあ、空が漫画持って無いのって十巻からだよね?と、言う事で十一巻で!」 はいっ!と、とても嬉しそうな顔でリボーンの十一巻を俺に手渡してきた この一瞬でどっから出した← 「ほんっとに好きだね~ま、俺も大概好きだし…別に良いけどさ、話長いのだけはなんとかしてよ?」 「へいへい」 軽く解ってるって、と言わんばかりの顔をして返事をする祐希 「へいは一回!」 「じゃあはいは?」 「どっちも一回じゃボケェ!手間取らせんなリボーン馬鹿!」 「空ヒドッ!…ってか女の子なんだから、せめてあたしにしなよね?まぁ俺っ子何て可愛いから許すけど!」 俺はその一言を無視し、祐希の家を出た
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