ホストなあいつ

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これは私が18歳?20歳までの話。 私の理想が彼になるのに 時間なんてかからなかった。 私の唯一の理解者で 私の心の支え。 多分私は彼に依存してた。 だからどんな事も 信じられたし どんな事も許せたんだと思う。 当時の彼はキャバの ボーイをしていて、 私は学生だった。 だから時間が合わなかったりで デートは短い時間しか 出来なくって、 だから、 電話が来ると嬉しくて、 デートの日は 1日ワクワクしてて 1秒でも早く会いたくて 1秒でも長く居たくて 少しでも会えるなら 何時間でも待てた。 本当に大好きで 本当に幸せだった。 でも急に 「まだ好きだけど、俺金貯める為にホスト始める事にした。だから別れよう?」 「今日の夜7時新宿駅の喫煙所で話そ」 その日彼は待ち合せに来なくて それから連絡が取れなくなった。
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