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「京介っ、ゴミ持ってってゴミ!」
「これだけじゃないのか?」
既にゴミ袋を手にしていた京介が怪訝な顔をする。
「まだあるっ。持ってくるから待ってて!」
急いでベランダに向かい、ゴミ袋を前に、気合を入れてから持ち上げた。
重い~。
京介に取りに来て貰えば良かったぁ。
殆ど生ゴミのせいでメチャメチャ重いゴミ袋を2つ抱えて玄関に戻る。
京介は無言で玄関に鞄を置いた。
「どしたの?」
「……圭、お前なぁ。こんなデカくて重いゴミを、ついでで3つも持って行ける訳が無いだろう」
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