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「藩邸と妾宅を見に行かせてくれ!総司が危ない!」
「あぁ。新八は隊士を集めろ町を改める!瀬那は近藤さんを頼む!」
「承知!」
「山崎君はどうした?!」
「飛んじまってる!!」
「餓鬼と今井君をこっちに回してくれ!」
一つ頷くと瀬那は加速し騒がしくなっている渦中に飛び込む。
『湯を沸かして来い!お前はそこで火を起こせ!火箸を持ってきてそこで炙ってろ!薬箱一式と灸を持って来い!走れっ!!』
『『『『はいっ!!』』』』
すぐに瀬那の指示が飛んでくる。
俺は討死したという石井勇之進たちと共に護衛に当たらせていた隊士を捕まえ詳細を掴む。
―――おそらくもうあいつらはどっかに入りこんじまってるだろうが…。
京中に追手を差し向けた。
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