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だったら、早く彼女でも作って結婚してしまえばいい。
そして私の知らない所へ行ってしまえばいい。
そうしたら、わたしだって諦めもつく。
でも、彼はそんな気配すら感じさせない。
だから私はいつまでも希望を捨てられず、ぐずぐずと彼にしがみついているんだ。
もしかして…。
やっぱりまだ…、あの人を忘れていないのだろうか。
私はもう、顔も思い出せないけれど。
でも、あの出来事は私を変えたから…。
修ちゃんも忘れてないのかもしれない───。
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