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───次の日の朝から。
笛吹主任とエレベーターホールでかち合うようになった。
無邪気な笑顔は、本気なのか冗談なのか……。
ただ、私の密かな楽しみは奪われてしまったわけで。
大好きな背中を見てうっとりする時間は無くなってしまった。
でも、それよりも。
修ちゃんに、私と笛吹主任の並んだ背中を見られていると思うと寂しくなる。
傍にいるということは、相手を見つめることができる分だけ、自分も見られたくないものを見せてしまうことがあるということ。
今まさにその状況だから、がっかりしてしまう。
逆もまたあり得る?
修ちゃんの見たくない場面。
……嫌だ。
もう、あんな場面は見たくない。
夢だけでたくさん……。
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