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そして綱吉があまり気乗りしない面持ちで赴くと、彼の目の前には正に不機嫌ままならぬご様子でこっちを見つめる雲雀の姿があった。
「…で、どうして何の連絡も寄越さないの？」
「それはっ…」
「僕のこと嫌いになった？」
「！！違います！！ヒバリさんのこと嫌いになるだなんて、そんなこと絶対有り得ません！」
「じゃあ、どうして…」
何か言いたいことがあるならそうハッキリと言えばいい。
疲れ切ったように静かに息を吐く雲雀。
それをヒバリさんに呆れられた…と感じた綱吉はショックを隠し切れないまま、仕方なく観念したかのように怖ず怖ずと口を開いた。
このまま嫌われるくらいならいっそのこと素直に言って楽になった方がマシだろうと。
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