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バシッ
俺は校門の岩に
おもいっきり
ダイブした。
その岩影から
1人の女子が
出てきた。
『1分の遅刻です。あなた名前は?』
「げっ1分でもだめなのかぁ~。細け~。」
俺はそう言って
流れ出てくる汗を
袖を拭き取った。
ふとその女子を
みると………ビクッ
ものすごく睨んでいた。
『…名前は?』
声がとても
怒っていた。
「み、宮垣龍斗。」
俺は恐る恐るそう言うと
彼女の怒った顔が、
いっきにキョトン顔
になった。
『宮垣龍斗…あなたが?』
「は?」
『私荒神夏南。べ、別に誰にでも教えてる訳じゃないけど、あんたが特別って訳じゃないからね////////』
「はぁ、よろしく。」
はっ!!
もう8時13分!?
「ちょっ時間が。」
『えっうそ!?もうこんな時間!?』
「お前もやばいんじゃないのか!?」
『やばいけど、初対面でお前ってなによ!!』
「はっ!?んじゃ夏南!!」
『ぇっ///』
「いくぞっ!!」
とにかく俺はめんどくさいのはいやだから
夏南の手をつかみ、
一目散に駆け出した。
昇降口には
先生が立っていた。
「はいっあなたたち、名前と学年を言いなさい。」
はあっ二回目だ。
「宮垣龍斗一年3組。」
『えっ///!?』
「?」
『あっ//荒神夏南。右に同じです///』
「あれっ?荒神さんは記録係よね?長話でもしてたのかしら?」
『あっその///えと///』
「俺が悪いんです。」
俺は、めんどくさくなって、そう言った。
『えっ』
「そう。早く教室行かないと、HR始まってるわよ。」
俺達は先生に別れを告げると、教室へ急いだ。
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