夏南目線。

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~ここでプチ紹介~ わたしは荒神夏南。 高校一年!! 家は貧しく、 両親は分からない。 いわゆる捨て子だ。 私には双子の 弟がいて、弟を 守りながら段ボールに こもっていた。 そしてそこを偶然 通りかかった1人の お祖母さんに 拾われた。 お祖母さんはとても 貧しい生活をしている 1人暮らしだが とても感謝してる。 とても心優しい お祖母さんなのだ。 お祖母さんは毎日 こう語ってくれた。 『捨てる神あれば拾って下さる神もいる。だから諦めずに進むんだよ。』 そして毎日苦痛ながらも 幸せな暮らしをしていた。 そんなある日、 私が高校に入って すぐに、お祖母さん が言った。 『今日、春登(シュント)と買い物さ行ったら、車にひかれそうになってん。』 春登とは私の弟だ。 「えっ!!大丈夫なの!?」 『それが私も死ぬかと思ってん。そしたら1人の男の子が助けてくれたんや。名前はえーと、“宮垣龍斗”……。』
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