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ここはVIPタウンの入り口近くの峠道。
川 - )「…………」
一人の女がVIPタウンの看板を見つめていた。
ジっと看板を見つめる女。
女は腰にふらさげたポーチから地図を取り出し、看板に描いてある簡単な地図と見比べた。
一通り確認し終えると、女は地図を綺麗に折り畳んでポーチにしまいこみVIPタウンへの峠道を進んで行った。
別に女におかしな所は見当たらない。
あるとすれば………
その女の全身に包帯がぐるぐると巻き付けてあることだけだった。
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