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少しすると、チャイムが鳴り担任が入ってきてホームルームが開始される。
うん、普段どおり。
―ガラッ、バンｯｯ!!
いきなり、すごい勢いで扉が開いた。
皆の視線がそこに注目する。
もちろん僕も。
「あ、いた」
たった今やって来た人は、僕を指差して呟いた。
そこには昨日の幽霊…じゃなくて金髪のヤンキーがいた。
ヤンキーが僕を指差したせいで、教室中の視線が一気に僕に集まってしまった。
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