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未だに慣れることがない寂しさを紛らすように、僕は机に向かい作詞を始めた。
・・・
『平気だよ』って強がっても
溢れた涙は止まらなくて
『平気だよ』って言いたくても
詰まった喉から声は出なくて
大切な人に何も伝えられない
俺の声は、何のためにある?
大切な人を元気づけることさえ
できない俺は、何のために生きている?
『ひとりぼっちの俺は、唄う
話せない俺は、唄う
笑えない俺は、唄う
発した声は意味もなく
誰にも聞かれず、寂しく消えた
………………』
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