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……しばらくして
紗優は無事に女の子を出産した。
その子があんただ。
平八郎は流夏に言う。
「…そうなんだ…今のお母さんは寝たきりままなの…」
…紗茄の呪いがかかっているからだ。
「…だね…おばあちゃんは何故、関係ない人を殺すの…?」
…おばあちゃん?ああ…紗仍の事か?紗茄の呪いで自分は何をすればいいか、わからなくなっているんだよ。
「……………………」
下を俯く流夏。
…なぁ…お願いがある。紗茄を殺してくれ…?
「えっ?なんで?」
…呪いを解くには紗茄を殺すしかないんだよ。
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