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「……………」
…頼む!そうしないとわしらは悪霊になってしまう。それに寝たきりになっている紗優もそのまま死ぬことになる。
「…嘘は止めてよ!」
…本当だ!!もう時間がない…!お願いだ……
「……わ、わかった。私が紗茄を殺せばいいのね?」
…ありがとう…紗茄がいる場所は蔵の中だ。…うっ…ううぁああ…!!!
頭を抱える平八郎。
「どうしたの!?」
…あ、が…祠に…ナイフ………ああぁあああ!!!!!!!!!!!!!
だんだん紫色に変わっていき…
「…おじいちゃん!大丈夫!?」
顔を上げると白目を剥き、ヨダレを垂らしながらフラりと流夏に近づいてきた。
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