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-夜-
…看護婦さんから夜食を持ってきてくれたが、流夏は激しい頭痛で食欲がなかった。
『…はぁ…ご飯を食べたいけど…頭の怪我が痛むからしょうがないよね…』
申し訳なさそうに夜食を食べないで…そのまま寝込んだ。
………ガラッ!!
ドアノックもなしに医者と看護婦が入ってきた。
『びっくりした…!何か?』
流夏は医者たちを怯えていた。
だって…普通は顔を見せてくるのに、、二人は下に俯いたままだから。
『…流夏さん。体調はどうですか…?』
声変わりで言ってくる看護婦。
『…あ、、うん…頭が…』
その瞬間に医者の手が動き出した。
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