第10話 ~正体~

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『…嫌…』 激しい頭痛を我慢しながら無理矢理、身体を起こし…勢いで二人をぶつけ…病室を出た。 『…はぁはぁ…まだ…如月村にいるの…?』 混乱しながら出口を探した。 …そこに美奈世と母親らしきの女性が椅子に座っていた。 『…美奈世!!お母さん!!助けて!!』 『………………』 二人は流夏を見ようとしない。 『…ねぇっ!!』 美奈世の肩を掴む。
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