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……ザザッ…ザザッ…!
『…なぁ、何か聞こえなかった?』
『え~?動物でもいるんじゃないの?ここは森の中だし。』
男女カップルが夜中にある神社へ訪れた。
『…そうかな…?とにかく先に進もうぜ』
二人は、後ろにいる女性の事を気づかず…奥に進むことにした。
……ザザッ!ザザッ!……
『…また…あの音だ…誰かが俺たちの後をついてきてる気が…』
『…もう!怖い事言わないでよ!』
彼女は、軽く彼氏の肩を叩く。
『…すまん。あの神社はもうすぐだ。』
後ろを振り返らないまま、再び、歩き出す。
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