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『こら!睦月くん!口を慎みなさい!!!』
会長がカンカンと怒鳴ってくる。
「すみません。」
頭を下げる美奈世。会長は呆れながらまた話し始めた。
「…大丈夫?」
「うん。流夏は美人だからすぐ捕まえるよ(笑)」
ポンと軽く肩を叩く。
「…私、男性が苦手なの。」
「…そっか。無理しなくていいから」
「…美奈世は行くの?」
「当たり前じゃん。もう20歳になったんだし、いい男と恋したいな」
キラキラな目で流夏を見つめる。
「…私も行こうかな」
「やったぁ!決まりね!午後17時に酒屋で待ち合わせね!」
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