第2話 ~合コン~

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「……うん。」 …美奈世があんなに喜んでるのに、今更、断ったら…嫌われるよね…? …流夏は小さい頃に知らない男性とついていった事がある。 母親が流夏を見つけ、強引に引き離し、男性をひっぱいたの覚えている。 無事に家に帰った後、母親は怖い顔で流夏の肩を掴み…殴られると思ったら…優しく抱き締めてくれた。 「…流夏…もうママを一人にしないで…」 …と涙を流しながら…… 「…………流夏?流夏?何、ボーッとしてんの?成人式終わったよ?帰ろ」 美奈世が心配しながら流夏の肩を軽く揺らす。 「…あ、うん。考え事してたの。帰ろう」 無事に成人式が終わり、二人は食事会を参加しないまま家に帰る事にした。
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