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-駅-
二人は楽しそうに喋りながら、流夏はある事を思い出した。
「美奈世!私、今から病院に行くから、ここでバイバイしない?」
「あ、そっか。じゃ私、帰るから今夜の事忘れないでよー!」
お互いにバイバイしながら流夏は病院に向かった。
-病院-
「すみません。皐月流夏ですけど…お母さんの部屋に伺っても大丈夫でしょうか?」
ナースセンターにいる看護婦に声をかける。
「あ、はい。お母さんの部屋ですね。どうぞ、気をつけて行ってきて下さい」
「ありがとう」
会釈し、2階に行く。
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