4人が本棚に入れています
本棚に追加
街から少し離れた採掘場で絶え間なく続く過酷な労働に耐えきれず、一人の奴隷が鈍い音を立てながら倒れ込んだ
それに気付いた監守が怒鳴りながら鞭を持って近付いて来る
「オラオラッ、立ち止まってんじゃねぇっ!!!誰が休んでいいっ言った!?お前ら奴隷は黙って皇帝様の為に働けばいいんだよっ!!!」
―パシィッ
「うあぁぁっ!!!」
倒れ込んだ奴隷は鞭の痛みに悲鳴をあげ何とか起き上がろうともがくが、過酷な労働に晒され続けた体は最早起き上がる体力も無いようだ
それを見て監守は怒り狂い、更に激しく鞭を振り回す
.
最初のコメントを投稿しよう!