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父親の行きたい所を転々とし、母親との思い出を聞く
そして国際ホテルの駐車場に着いた時、父親の携帯が鳴った
「はい、川野です」
「…明日ですか？はい。…分かりました」
父親は携帯を切ると私に言う
「真雪、明日朝早く会社に行かないといけなくなったんだ。ちょっと何時に戻れるか分からない。待ってるか？」
待ってる…？
アリスちゃんにもお母さんにも遅くても早くても会うんだもの
無理にお父さんと一緒に行かなくてもいい
それに早く部屋も見たいわ
「大丈夫。私１人で行くわ」
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