侵略

7/81

6735人が本棚に入れています
本棚に追加
/239ページ
「…分かってます」 ―ガチャ 玄関のドアが開く音が聞こえ、足音が近付いて来る お父さん……? 部屋のドアが開き、視線を向けると父親の姿があり、川野の母親に聞く 「ごめん。少し用事があったから真雪を先に送ったけど…どうした?」 そして父親は私に優しく微笑み、私は答える 「私もさっき着いた所で…」 「そうか。疲れただろ?部屋は用意してある。行こう」 そう言ってリビングを出ようとする父親に向かって、川野の母親は言った 「貴方!もしかしてあの部屋をその子に使わせるつもり?!」
/239ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6735人が本棚に入れています
本棚に追加