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本棚に追加その夜-
山崎は土方の部屋に呼ばれた。
何をする為なのか、昼間の会話で薄々わかっているし、今までにも任務遂行のために身体を利用したことはある。
それは相手が男であろうと…である。
だから今回も、必要以上に身構える必要もなかったのだが…
「どうした…まるで生娘のような顔をして」
部屋に入るなり、土方にそう言われ、山崎は顔が赤くなるのを感じた。
「たまんねぇな、その顔。演技でなけりゃ尚更だが…」
土方が山崎の腰を抱き寄せた。
「細い腰だな」
耳許で囁かれ、身体が震える。
「ふ…副長…な…にを…?」
「何度も言わせるな…生娘でもあるまいし…」
「うッ……ぁ…ッ!!」
「なんて顔しやがる…
お前さんが後十ばかり若かったなら近藤さんに横取りされてるところだった」
「ば…かな…こと…を…ッ!!」
こんな筈ではなかったのに…
そう思っても、土方に触れられる度に山崎の身体は初々しい反応を見せるばかりで…
「お前…ホント、たまんねぇ」
男も女も知り尽くしているのは、土方も同じだった。
なのに、山崎同様土方もまたえもいわれぬ興奮を覚えていた。
山崎は我を忘れて土方にすがりつき…
土方は初めて女を抱いた時の青い感覚を思い出していた。

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