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◎存在する派閥について◎
[犯罪組織/笛吹き男のパレェド]
【リーダー⇒ガレット(道化鴉)】
・[シュトレイド]で最も恐れられている“笛吹き男”をリーダーにした強大な犯罪集団。メンバーそれぞれがかなりの戦闘能力をもち、中でも特に力のある者は童話の登場人物のコードネームがつけられる。
王族も自分達が狙われることを恐れ、事件の一部を黙認したりなど不用意に刺激することを避けている程。
情報交換や共通の目的がある者は共に行動をしたりしているが、基本的にはそれぞれが自分の目的のために動いている。
しかし組織内部で抗争を起こすと、その次の日に抗争を起こした人物は笛吹き男に消されてしまうという噂がある。そのためか些細な喧嘩はあれど組織としては纏まっているらしい。
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[統治者/王族・貴族]
【国王⇒ヴェリーア・エラッツィ・アボミーニオ(満月猫様)】
・古くより[シュトレイド]を統治してきた王族で、占いや預言など特殊な力をもった人間のみの家系。
かつては強大な力と共に民衆から深く慕われて国を率いてきたが、貧富の差による差別が深刻化した今となっては逆に民衆から不信感を抱かれその威光も衰えつつある。
直系の王族が国を統治し、分家は別に様々な事業や文化の発展に努めている。
しかし王族の中には血筋に深くこだわる者も多数おり、故に人間以外の種族を低く見て差別して扱う者が多い。
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[民衆/反乱軍]
【リーダー⇒未定】
・王族や貴族による差別やその勝手な振る舞いに堪えきれなくなり、怒りのまま正義の名を掲げ反旗を翻した民衆達の軍。
まだ烏合の衆とはいえ兵はそれなりの数に及び、各地で王族や貴族相手に戦いを繰り返しゆっくりながら着実に勢力を伸ばしている。
様々な種族の民が集まって一つの目的のため動いているため、その結束はとても強い。
民衆からの信頼や期待は厚く、民の暮らしを脅かす存在である[笛吹き男のパレェド]を王族・貴族同様に嫌悪している。普段は各地に分かれ自警団のような活動もしている。
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