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** rina side...
「‥ただいまーっ」
バイトが遅くなって家に帰ると
むっちゃキレてる‥たぶん
な望が立っていた。
「ど、どうしたん?」
『こんな時間まで何処行ってたん』
「何処って‥バイトやけど?」
『ほんまか‥っ、?』
望が子犬の用な寂しそうな顔をして
聞いてきた、
「寂しかったん、?」
と優しく問いながら頭を撫でれば
『アホ‥っ、そんなんちゃうわ』
なんて、強がっていた
「アホはどっちやねん‥って、
泣いてん?」
頭を撫で続けていればいつの間にか
望は涙を流していた。
『りながどっか行ってまう
って思ったら俺っ‥俺‥、』
そう望は謝りながら抱き締めてくれた
「うちはどこにも行かへんよ?」
そう言って頬にキスをした‥、
『俺やっぱりなが大好きや』
「アホッ‥//」
溺愛してんのは
うちの方なんやからね‥っ
―END―
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あとがき
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