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俺はなぜか白を基調としたキレイな部屋にいた。
「ここどこ・・・・・・?」
俺は確かボールをとりに道路に飛び出した子供を助けるために飛び出して車に轢かれたはずだから、起きたとしても病院だと思ったんだが。
「起きたみたいだな」
そうしていきなり現れた扉から知らないオジサマがあらわれた。
「あの、ここどこですか?俺車に轢かれたと思うんですけど」
「ああ、確かに君は車に轢かれたよ」
「それじゃあ・・・・・・」
「君は死なないはずの子供を庇って死んだ」
「ええーー・・・・・・」
まじかよ、幽々○書かよ・・・・・・。
「そして俺が神だ」
ですよね。死んだのに話し相手がいるなら神様だろう。
神様でももしかしたら死神様かもしれんけど。だがここは川じゃないし大丈夫だろう、きっと。
「じゃあ、俺は生き返らせてもらえたりするんすか?」
「いや、君を生き返らせることはできない。実は君が今起きるまでに現実での時間は一ヶ月以上たっていてな。もう火葬されて君の魂を返せる肉体がないんだ。
時間を戻すこともできない」
「それじゃあ俺がここに呼ばれたのはなんでですか?もしかしてそれを説明してはいさよならですか?」
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