異性と行動できるなんて

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そうして、適当なカフェに入り、俺たちは昼食を取ることにする。 内装はシックな木造で日の光が射し込んで温かみがある。 正直、こんなオシャンティーな場所に自分が行く事になるとは思わなかった。 「じゃあ、あそこに座りましょう」 そうしてティナは窓際の席に座る。 「じゃあ、何を頼む?」 「俺に聞くなよ。 この店のオススメとかあるのか?」 「基本的にどれもオススメ。 決まらないなら今日のサンドイッチセットをオススメするわ」 「じゃあそれにするわ。 ティナはどうするんだ?」 「私?わたしも同じのよ」 そうしてオーダーしてから、ティナは紙を取り出してこの町の大体の地図を書く。 この町、というか街は南北に伸びた楕円形のような形をしている。 最北に王城があり、そこから南に貴族区間がある。 このエリアは一般市民は入るべきではない。 そしてさらに南に一般エリアがある。 今いるのはそこだ。 そしてさらに南に外来エリア。 宿だったり、旅人はここを基準に動くらしい 因みに学園は一般エリアの貴族区間にかする位の位置で東寄りの位置にある。
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