転生

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「いや、それでは君に酷だろう。選択肢を用意してある」 どうやらやさしい神様のようだ。死神でもなさそう。 「選択肢って?」 「一つは今までの世界で赤ん坊からやり直す。記憶はわすれてしまうがな。 二つ目は異世界に転生する方法。 こちらは記憶をもって行ってくれて構わない。記憶関係ないから」 「じゃあ、二つ目で」 「だろうな。 転生先を言っていなかったが簡単に言ってファンタジー世界だ。 オプションをつけるとしても俺の決めたものにしてくれ」 オプション・・・・・・つまり能力とかか? 「いいですよ」 「努力が必ずどこかで実る事を約束してやる」 「それって誰でも……」 「そうだ。だが努力しないヤツはそれすらない」 「それでいいですよ、でも色を少しくらい付けてくれますよね?」 「運動能力を二倍にしてやる。お前が成長したらその分も二倍だ」 「つまりゲームでいうステータス二倍が常にかかってる?」 「そうだ」
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