第一町人発見

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はい、到着しましたローレアの首都シュピール。 門番さんは結構気さくな人だった。 門番の印象だけでこの国全体にも期待できそうになる。 そしてこの国で定住するなら今の時期は学校がいいとか。 人手不足のため基本的に審査もなく入学できるらしい。 そしてその募集をかけていたシュピール王立学園に入学届けを出す。 だが、入学するまでにこの世界についていろいろ知らないといけない。 俺は図書館に向かう。 ―――◇――― 流石に首都の図書館、かなり幅広い種類の本が揃えられていた。 俺はまず、この世界の科学レベルを調べてみる。 そうしてみると、前の世界よりかなり遅れている事がわかった。 そしてこの世界には魔法の様な物は有るが特殊だった。 まず、武器が特殊。 簡単に言うと、学校だったりギルドなどで(この世界にはギルドは有ります)まず魔装結晶という物を使って、自分専用の装備を作ります。 この際、自分で決められる訳ではなく、自動的に決まるらしい、例えばそれが自分の使ったことすらない装備になる可能性も有るという事。
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