色集め(カラーコレクター)

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玄子「全く遅いんですの!お兄様を何分待たせるおつもりかと」 風切「まぁまぁ、待ってあげようよ」 玄子「そうですわね。そういえばー」 風切「?」 玄子「ここのドリンクバーってコーラとコーヒーをまぜると凄く不味くなるらしいんですの、」 風切「どこも同じだろ」 玄子「まぁまぁそういわずに。じゃんけんで勝ったほうが負けたほうに命令するのはどうでしょう?」 風切「暇だし、やるか」 じゃんけんほいっ 玄子「ま、負けましたの…」 玄子「さぁ!身体をよこせだのなんだの要求するんですの!」 風切「じゃあ俺がこれからアイスコーヒーとコーラ合わせて持ってくるから飲んで」 玄子「さぁ!身体を…えっですの…?」 コトッ 風切「持ってきたぞ」 玄子「う、うぅーですの…」 初春「お待たせしましたー」 佐天「どもー」 玄子「あ、あなたたちが177支部の方たちですの!?」 初春「はいっ、玄子さん、ですよね?」 初春「は、はじめまして!初春ですっ」 佐天「どもー佐天でーす」 玄子「き、緊急自体ですの!」 佐天「どうしたんですか?」 玄子「こ、これが飲めないんですの」 佐天「私の能力で色を変えたら飲みやすくなりそうですね」 初春「さ、佐天さんっ、出来るんですか?」 佐天「できるよっほいっ」 パッ 一瞬にして色がオレンジ色に… 玄子「こ、これならオレンジジュースみたいに飲めるんですの!」 ゴクッ 玄子「だ、駄目ですの…」 風切「も、もういいから!」 初春「わぁっ!気づきませんでしたっ!」 風切「大丈夫だよ空気とかに含まれる分子とかで身体ごと隠れてたんだ。」 初春「す、凄いです…」 風切「いやいや、君らのほうが使い勝手がいいよ。俺は空気と風しか操れないんだからさー」 佐天「それでも、レベル5なんですよね?そんなに自分を悪く言うなら私と決闘してくれませんか?」 初春「ちょ、佐天さんっ」 風切「本気ではやらないよ?」 佐天「自分を試すためでもあるので。」 風切「わかった。だが、ここじゃあだめだな。」 初春「どこがあるんですか?」 風切「近くにドームがあるからそこにしよう。今日は誰も使ってないはずだ。」 佐天「い、いいんですか?」 風切「大丈夫だよ!あと…」 ズォッ!! 風切「手加減しようとか思わないでね?」 風切「死ぬよ。」 episode2ー色集め(カラーコレクター)end
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