――――現実―――――

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  着替を 終えて 更衣室から 出た時 丁度 移動中の 山口君と 出会ってしまった   「あれ?葉山じゃん何してんの?」 とニコやかに話しかけて来た   「ちょっと」 ふてぶてしく かえす   「何で濡れてるの?」笑顔で話しかけてくる   『あなたの せいじゃない』   私は そっぽむいて 答えない   「本当 綺麗な髪だね」   『その言葉は キキタクナイ』   私は その場を 走り逃げた    
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