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ガチャッ
クロウ「どうも~すいません。依頼を受けた者ですが」
何やら奥の方からふくよかな体の男がやってきた。
「やぁ君があの依頼を受けてくれた退魔師君か」
微笑みながら言った。感じは、悪くなさそうだ。
クロウ「はい。私は、クロウ・ディーマンという者です。こっちは、私の助手のシオンと申します。」
「クロウ君にシオン君か、よろしく頼む。 私の名は、ノクサ・アーモンと言います。」
クロウ「こちらこそ、よろしくお願いします。」
シオン「お願いします。」
と、礼儀正しかったのが、珍しかったのかとても感心した様子だった。
ノクサ「さぁさぁこちらでお茶でもどうぞ」
クロウ シオン「ありがとうございます。」
クロウとシオンは、お茶しながら依頼の事を詳しく聞く事にした。………………………「ところで、依頼の方ですが“近隣の魔物の殲滅”ですが、 魔物たちの中に、指導者的存在の魔物がいるそうです。」
聞いた事がある。
魔物は考える事のできない生き物だと…だが、その中に一匹でも指導者がいると手強さは、何倍にも膨れ上がると……
クロウ「それは、厄介ですね。できれば、今日だけで依頼を完了できるていいのですが…」
シオンは立ち上がって言った。
シオン「いずれ、この村にも魔物が侵入してくれ危険性があります!師匠早く生きましょう!」
クロウ「落ち着け!魔物がどこに集まっているかしらねぇだろが!」
ふと、我に帰ったシオンが落ち着きを取り戻し、椅子に座り直した。
そして、ノクサから詳しく話を聞いた二人は、急いでその場所に向かった。
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