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「瑞希!」
俺は夢中で走って瑞希の部屋のドアをノックした。
「…………」
返事がない…。
「おい!瑞希っ!!」
激しくドアを叩いていたら後ろから声が聞こえた。
「…桔平…?」
キョトンとした目で俺を見てる瑞希の姿を見て俺は、ヘナヘナとドアに背中をつけて座り込んだ。
「…良かった…」
はーっとため息をつく俺を見て瑞希はクスっと笑って言った。
「学校…まだ終わってないでしょ?
サボっちゃダメじゃない」
どうやら食材の買い物に出かけてたらしく、スーパーの袋をガサガサと開く瑞希の姿を見ながら俺は一気に疲れを感じていた。
「今日は仕事休み取ったから、晩御飯作るわね」
ニコっと笑って言う瑞希を俺はぎゅっと抱きしめた。
「瑞希…早く会いたかった…」
そっと瑞希の唇に自分の唇を重ねる…。
そのまま瑞希をキッチンの壁に押し付けてスカートをまくり上げ太ももを撫で始めた…。
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