PM 12:00 昼休み

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「今から?」 買ったお弁当を自慢気に見せびらかしながら、上原さんがニコニコしながら声を掛けてくれる姿も、また可愛い。 それに加えてその後ろから、3人の美人OL達のおまけ付き。 おまけにしては豪華すぎるか……、失敬な事を考えてしまった。 でも、そのまた後ろに、今度はハズレキャラが2名紛れ込んでいた。 俺の天敵、若野課長、それに加えてうちの会社一の伊達男、広末守(ひろすえ まもる)だ。 悔しいが、上原さんと並んで歩く様は、お似合いのカップルにしか見えない。 また、がっつり若野のガードもある様だし、俺はこのグループにはまず入れそうに無い。 「うん、でも、上原さん達早くね?」 「もう速攻で買いに来たから」 「流石です」 「アハハ」 上原さんが笑うと、伊達男も何故か笑う。 そして、俺を勝ち誇ったかの様に上から目線で見下す。まるで「心が通ってます」アピールなのか?「お前に付け入る隙は無い」アピールなのか? 俺は、ちょっと腹立たしくなってきた。
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