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入学して1ヶ月が経ったある日...。 帰りの電車を降りた時 『江藤ー。』 と後ろから聞き慣れた声。 たまに一緒に帰って 相談しあってる仲の 林翔(ハヤシショウ)。 学校は違うが家が近いため何回か一緒に帰って相談しあってた。 その日もいつものように一緒に帰り、 家の近くの公園の ベンチに座り話していた。 すると林が急に 『Hしようよ...。』 て言い出した。 私は状況がつかめず サラッと話しを流そうとした時 “ガシッ”っと 両肩を掴まれそのまま ベンチに倒された。 中学の時は 力なくて弱かった林が 高校に入って 体を鍛えていただけあって 抵抗不可能...。 あまりの恐怖に声も でない。 足を開かれそのまま...。 初めては彼氏と... という想定がことごと く崩された瞬間だった。 痛さと恐怖で泣きじゃくって 頭真っ白だった... いつの間にか行為は終わっていた。 『...ごめん。』 何かが崩れた。 そのまま林を蹴って 何も言わず泣きながら家に帰った...
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