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A-10から「マスターが体調悪そう」と聞いたNAGATOは心配してマスターの部屋に行ったところ布団に埋まり震えていたマスターがいた。
どこか痛いのか、熱はないかと質問をすれば事情を話すマスター。
「な、NAGATO…じ、じじ、実験室に……
ごご、ゴキブリがぁああ…!!」
……。
「ゴキブリの一匹二匹解剖したことあるだろ、一匹くらいで騒ぐなアホらし」
「それとこれとは別ですー、ぼぼ僕はNAGATOや先代と違って繊細なんですー。それに一匹でたら百匹はいると思えよって先代も言ってたんだぁあ!」
「んなに怖いならバ●サンたけバ●サン」
「実験室には薬もあるんだ、変な反応起こしたら大変だろ!」
「地下にでもしまってからたけ」
「あそこには僕の大事なガ●プラやフィギュアがぎっしり」
「地下室を趣味部屋にしてんじゃねぇよ!」
A-10がNAGATOに追いついたころには1人はゴキブリ、1人はフラスコを持ってぎゃいぎゃいと騒いでいる風景があった。
「NAGATOもマスターも仲良しだねぇ」
「「どこがっ!」」
綺麗にハモるNAGATOとマスター。
そんな2人を見てクスクス笑うA-10。
これがこの研究所であり3人の家で起こる日常の一つだ。
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