1. 憧れの先輩と…

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「ハルちゃん……!」 ココロは、優しすぎるハルに感動した。 「それに、 こうやってアルバイトしてると、 大変なことだけじゃなくて、 嬉しいこともあるんだから♪」 ハルは急に目を輝かせて言った。 「嬉しいこと?」 「そ、嬉しいこと♪」 ココロは、首を傾げて再度聞く。 「嬉しいことって、何ですかー?」 ハルは、よくぞ聞いてくれました! とでも言うかのように、 さらに目の輝きを増して自慢げに答える。 「今日は! 私の憧れ!  オーロラ姫の登校日なのだ!!」
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