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「そう♪
毎日、落ち葉でいっぱいのこの道を掃除していて、
オーロラ姫に会えるのなら、
私はアルバイトなんて苦にならないわ!」
と、ハルはルンルン気分で、
ココロに、
自分のオーロラ姫に対する憧れの気持ちを伝えた。
そんなハルを見て、
ココロも、
「 (ハルちゃんがアルバイトすることが辛くないなら良かったぁ…) 」
と思いながら、ニコニコとしている。
まるで、友と一緒に喜びを共感するかのように……。
すると、そこへ、
緑色の三角帽子をかぶった、
いかにもおとぎ話に出てきそうな小人のような男の子の精霊が、
二人の所へやってきて…
「よっ!
今日も元気ハツラツにバイトか?落ちこぼれさん♪」
と、バカにしてきた。
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