真実
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たんたんと話す麗を俺は静かに聞いていた 「それでね、私もう生きる意味ないと思ってたの。でもね、燐が私に言ってくれたの『お前はまだ生きてる、だから生きろ』ってね。両親やメイド、コックさん達も。それに、由希人にも出会えた」 そう言って麗は俺に笑ってみせた そして… 「ありがとう」 そう言ったかと思うと麗は急に胸を押さえて苦しみだした
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