近づく終わりのとき

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「っっ!!」 「「おい!?」」 俺達が慌てて声を返すと麗は少し笑って言った 「大丈夫だよ。…っ!こんなのいつもの事だし、ね?燐。だから心配しないで?」 麗の話を聞き終わると、燐は麗を静かに抱き上げて俺にこう言った 「話がある。放課後、麗の屋敷に来い」 「あ、ああ…」 俺は燐に曖昧な返事を返した 燐は俺の返事を聞いた後、麗を抱えたまま保健室に向かった そのあと2人は午後の授業には出ず、早退したようだ
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